住宅ローンの計画は、仮審査からのスタートです。
仮審査から始まり、最後は金銭消費貸借契約を締結して
融資実行となります。
この一連の手続きの流れ、最短で何日必要か考えてみたいと思います。
住宅を購入する場合3つのパターンがあると思います。
①新築建売住宅・中古住宅の購入
②土地購入・建物新築
③建替え・既存敷地への新築
パターンごとに必要な日数、期間を考えてみます。
①新築建売住宅・中古住宅の購入の場合
この新築建売住宅・中古住宅の購入の
場合が最も短い期間で融資実行可能だと思います。
手続きの流れからすると
①住宅ローン仮審査申込
②仮審査承認
③住宅ローン本申込
④本審査承認
⑤金銭消費貸借契約=融資実行
以上の流れになります。
まず、仮審査の申込から承認まで(①~②)
最短で一週間と仮定します。
その後物件の契約が済めば
すぐ住宅ローン本申込ができますので(②~③)
仮審査承認一週間後に本申込(本審査)。
本審査承認、金銭消費貸借契約まで二週間と仮定します。(③~⑤)
ですと、合計、4週間(約1ヶ月)が最短になります。
必要書類等の不備がなく、順調に手続きが済んだ場合です。
最短でも一ヶ月はかかるので、3月末の年度末や年末まで
入居したい場合などは一ヶ月以上前から段取りを
しておく必要があります。
②土地購入・建物新築③建替え・既存敷地への新築の場合
土地購入・建物新築の場合は①にくらべ時間がかかります。
流れとすると
①住宅ローン仮審査申込
②仮審査承認
⇒建築確認申請書。建築済証が必要です。
③住宅ローン本申込
④本審査承認
⑤金銭消費貸借契約=融資実行
新築建売や中古住宅の場合ですと
既に住宅が完成しているので手続きが簡単なのです。
まだ建物が完成していない場合は、仮審査の承認の
あと住宅ローンの本審査をするまでの間に
建築確認申請書・建築確認済証を準備する必要があるのです。
この建築確認申請書を提出するには
建築する間取りが決まり、作図作業が完了していないと
いけません。仮審査が承認なった後から図面をつくる
とすると一ヶ月間は軽くかかりますよね。
また、確認申請書を出してから建築確認済証がでるまで
1週間~2週間はかかります。
そう考えると、先ほど書いた建売や中古住宅の手続きは
仮審査申込で最短で1ヶ月程度で融資実行と書きましたが、
②土地購入・建物新築③建替え・既存敷地への新築のケースですと
さらに1ヶ月+2週間程度かかりそうです。
仮審査申込から2ヵ月半は必要だと考えれます。
急いで融資実行したい場合もあるかと思いますが
できるだけ早く図面の打ち合わせを完了しておく必要があります。
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