住宅ローンを組む際に
必ず銀行側から繰り上げ返済の
説明を受けると思います。
繰り上げ返済ってよく聞く言葉なんですが
詳しく知らないという方も多いようです。
この記事では、繰り上げ返済のタイミングと
必要になる手数料についてご紹介します。
繰り上げ返済のタイミングは?
繰り上げ返済のタイミングは、
基本的にはいつでもできます。
しかし、銀行によっては繰り上げ返済する
金額に制限がある場合があります。
少額の繰り上げ返済ができない場合があります。
また、この繰り上げ返済のタイミングには
手数料の話が密接に関係してくるのです。
繰り上げ返済には手数料がかかります。
借りてるお金を予定よりも早く返済する
だけで手数料を取られるなんて
銀行が儲ける仕組みのような気がしますが、
決まりなので仕方ありません。
この繰り上げ返済手数料のことを
考えると、できるだけまとまった金額で
繰り上げ返済したほうが手数料貧乏に
ならずに済むのでお得です。
最近は、ネットバンキングシステムを
採用している銀行も増えました。
ネットバンキングシステムでの繰り上げ返済
手数料は無料の銀行も多いので
要確認ください。
金利固定期間中は繰り上げ返済手数料が高いです。
繰り上げ返済手数料は、
金利の固定期間中は高く設定されています。
当初10年固定金利の場合は、5年目で繰り上げ返済
しようとすると手数料が高めになります。
10年目終了後、金利切り替えのタイミングで
繰り上げ返済をすると手数料が安価になります。
固定期間中の繰り上げ返済手数料は
場合によっては3万円前後になる場合があります。
この金額は馬鹿になりません。
先程も書いた通り手数料貧乏になる可能性大です。
おすすめは、金利の当初固定期間中に
自己資金を貯めて、金利の切り替え時期に
合わせて繰り上げ返済するやり方です。
繰り上げ返済をするデメリットは?
繰り上げ返済をするデメリットを
もし考えるとすると、仮に全額繰り上げ返済した
翌日に不慮の事故で亡くなったりした場合でしょうか。
団体信用生命保険に加入していれば、
保険金で残債が0円になったのですが、
手持ち資金を全部使い、
全額繰り上げ返済してしまったので、
残された家族に現金が全くなくなってしまう
可能性もあります。
明日のことは誰もわからないですので、
推測の話ですが、繰り上げ返済のデメリット
というとこれくらいしか思い当たりません。
まとめ
◆繰り上げ返済のタイミングは、当初の金利固定期間が終了する
金利切り替えのタイミングがおすすめ。
◆金利固定期間中の繰り上げ返済手数料は高額の設定です。
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