住宅ローンを組むには、
借りる人の個人信用情報と
年収に対するローンの返済比率が
大変重要になります。
個人信用情報については
過去の借金の状況や、延滞(事故)
消費者金融、クレジットカードの履歴
なども確認されます。
一般の人は、自分の個人信用情報が
どうなっているか簡単には確認できません。
有料ですが、自分でCICなどの信用情報機関に
問合せをしなければ知ることができない情報です。
この個人信用情報に難があることを
ブラックといったりするのですが、
一言でブラックといっても
結構な程度に幅があるのです。
例えば、自己破産や債務整理をしている
場合もあれば、一回だけ過去に借金の支払いを
滞納してしまったなどという場合もあります。
また、延滞はしていないが、複数枚のクレジット
カードを所持していたり、複数の消費者金融の
利用履歴があるだけでも、住宅ローンの仮審査の段階で
ブラックと同様の扱いを受けることもあるようです。
地方・国家公務員でもブラックでは融資否決の可能性大です。
別の記事でも紹介しましたが、住宅ローンの仮審査は
職行属性によって有利になるケースがあります。
簡単に説明すると、公務員のように
生涯安定した収入があれば、審査有利ですし
営業職やトラックの運転手などのように
収入に差がある場合などは審査が不利になるケースが多いようです。
しかし、どんなに職業属性が良くても信用情報がブラックであれば
融資否決になる可能性大です。
国家公務員・地方公務員の方でも、ブラックであれば
融資否決になる可能性は大です。
職業属性が良い場合は、隠れブラックに注意?
個人的な考えになるのですが、
職業属性が良い場合は、特に隠れブラックに注意が
必要です。さすがに延滞を繰り返したり、
自己破産している公務員の方は少ないと
思うのですが、延滞は無いが消費者金融の
利用履歴が複数(3回以上)ある、
クレジットカードを10枚以上使用している
方は存在しているのではないでしょうか?
こういった状況を私は隠れブラックと
よんでいます。
こういった隠れブラック状態の場合は、
住宅ローンの仮審査をする際に
事情をしっかりと説明しないと
融資否決になる場合もあります。
まずは、しっかりと事情を説明して
もし、のっぴきならない事情で
信用情報に記録されるような事態に
なってしまた場合はその旨、銀行側に
よく伝えることが重要です。
ブラックの履歴が残る期間はどのくらい?
ブラックの履歴が残る期間はどのくらいか?
様々な情報がネットにあふれていますが、
正直、言うと正確には決まってません。
5年で消えるという人もいれば、10年と残る
という人もいます。
はっきりいえることは、自分で信用情報を
開示して、自分で今の個人信用情報を
確認することでしか、事実を知ることはできません。
まとめ
◆個人信用情報は仮審査で重要項目です。
◆職業属性が良くても、個人信用情報がブラックだと融資否決の可能性大。
◆延滞などの事故がなくても、隠れブラック状態の場合は注意が必要。
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