そもそも、つなぎ融資って何??
住宅ローンを利用する際はつなぎ融資を使う場合があります。つなぎ融資って住宅メーカーの新人営業社員にとっては住宅ローンの第一関門といってもいいくらいの重要ポイントですね。一般のお客様にも理解するのが難しいポイントになっています。住宅ローンは、その名の通り住宅を購入するローンなので、原則的な考えとしては完成している住宅に抵当権を設定して融資金を借主に振り込むものです。しかし、土地を購入して、新築工事を行う場合などは、家が完成する前に、土地の代金や工事の着手金を支払う必要があります。そんな場合に利用するのがつなぎ融資です。銀行、労働金庫などの住宅ローンでつなぎ融資を利用します。またフラット35もつなぎ融資がなくてはならない存在です
つなぎ融資には団体信用生命保険が適用になる?
最近、こんな質問を頂くことがありました。「つなぎ融資期間中に死んだらどうなるか?」つまり、つなぎ融資で資金を銀行から借りてしまっているので、万が一亡くなった場合、そのつなぎ融資で借りたお金はどうなるのか?という質問です。実は、その回答は二つ答えがあります。一つは、団体信用生命保険が適用となる、つなぎ融資の場合です。その場合は、万が一の場合は団体信用生命保険が適用となります。つなぎ融資が残債となることはありません。二つ目は、団体信用生命保険が適用とならないつなぎ融資の場合です。じつは、銀行と業者(ハウスメーカー)などが提携しておこなっているつなぎ融資の中には団体信用生命保険が適用とならない「つなぎ融資」も存在しています。もし、団体信用生命保険が適用とならないつなぎ融資を利用している期間に、万が一のことがあった場合は、基本的に残債として残ります。その場合は、自分で別途加入している生命保険などがあれば、その保険金を充当して残債を返すことになると思います。
本融資のように35年間という長期のローンではないつなぎ融資は期間的には長くても半年くらいです。半年の期間であれば、健康で過ごせる可能性も高い?のかもしれません。(ケースバイケースですが)まずは、つなぎ融資の中にも団体信用生命保険が適用となるものとならないものの二種類が存在しているということ知って頂ければと思います。
つなぎ融資の金利は銀行によってバラバラ
余談ですがつなぎ融資の金利は銀行によってバラバラです。銀行と業者の提携のつなぎ融資は、金利が低い傾向にあります。金利が低いとつなぎ融資の利息も安くなりますが、団体信用生命保険が適用とならないつなぎ融資の場合もあります。よく内容をお確かめの上つなぎ融資のご契約されることをおすすめします。
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