私は仕事上、住宅ローンの仮審査の
お手伝いをする機会が多いのですが、
仮審査の際に必要な書類について
よく質問をもらいます。
最近あったのは、住宅ローンの
仮審査に住民票は必要か?
というものでした。
仮審査のイメージからか
住民票などの公的証明書が
必要と勘違いしている人も多いようです。
結論から言うと、
住宅ローンの仮審査に住民票は不要です。
別の記事でも紹介しましが、
住宅ローンの仮審査に必要な主な書類は
◆本人確認資料(運転免許証・健康保険証等)
◆収入の判る資料(源泉徴収表など)
◆購入予定物件資料
◆認印
などです。
仮審査の時点では公的証明書は不要です。
まれに、源泉徴収表がなく年収を証明する
資料が手元にない場合、役所から所得証明書
という公的証明書を取得し利用する場合もあります。
が非常にレアなケースです。
本審査では住民票が必要です。
住宅ローンの仮審査では、
住民票は不要ですが、本審査では
必要になります。たまに、仮審査の
期間中に住民票を準備した方がよいか?
と聞かれることもあります。
仮審査期間中に住民票を取得して頂いても
構いませんが、基本的に住民票の有効期限は
発行から3ヶ月間以内なので、仮審査後、
3ヶ月以内に本審査を受ける場合は使用できます。
それ以降の本審査では使用できないので
ご注意下さい。
仮審査期間中に実印の準備をオススメします。
住宅ローンの仮審査の手続きには
住民票もいらないですし、実印、
印鑑証明書も不要です。ご安心下さい。
しかし、仮審査の時点でまだ実印を
準備されていない方は、今後、住宅ローン
を利用する場合は必ず必要となりますので
ぜひ仮審査期間中に準備されてみてはいかがでしょうか?
実印のつくり方
実印のつくり方は簡単です。
まず、実印とは住所がある自治体に登録してある印鑑
のことです。手順とすると、次の①~③です。
①印鑑の準備(どんな印鑑でも可。ネットでも買えます。)
②住所のある自治体の役場に印鑑登録申請(本人。)
※代理人でも手続き可能なようですが、手間がかかるようなので
本人の登録申請がおすすめです。
③印鑑証明書発行(登録から三日後くらいに証明書発行)
多いケースが、ご主人の実印は登録しているが
奥さんの実印がないパターンです。
二人でローンを申し込むなら、二人の実印が必要に
なりますので、忘れずにご準備下さい。
実印と聞くと、複雑な字体の印鑑をイメージしがちですが
どんな印鑑でも大丈夫です。
最近はインターネットで様々な字体で実印用
印鑑を購入可能なのでおすすめですよ。
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