住宅ローンの仮審査をする際は
必ず資金計画を記入する必要があります。
資金計画とは、住宅計画に必要な総資金がいくらで
そのうち自己資金で支払う分、そして住宅ローンで
支払う分がいくらか?という内容です。
仮審査をする際、自己資金確認資料は必要か?
住宅ローンの仮審査に際は
自己資金の申告をする必要はありますが、
自己資金確認資料を添付・提出する
必要はありません。
ちなみに、自己資金確認資料とは
一般的に通帳のコピーなどです。
自己資金の申告でウソをついたらどうなる?
では、口頭での申告だけでOKということなら
少し自己資金を多めに申告した場合
どうなるでしょうか?
実は、仮審査では自己資金の申告は口頭
でOKなのですが、本申込・本審査の段階では
自己資金確認資料(通帳コピー等)の提出を
求められるのです。
そのタイミングで仮審査時点の申告額の
自己資金を証明できないと
融資承認が取り消しになる場合もあります。
本審査の時点で融資否決となるのです。
自己資金は0円でも融資を受けられます。
最近は、住宅ローンを利用する方でも
自己資金が0円で全額借入をする方も増えてきました。
昔の金融公庫の流れで、全額融資不可でると考えている
方も多いようですが、実は自己資金が無くても住宅ローンは
組めます。しかし、自己資金が0円の人よりも
例えば10%でも自己資金がある方の方が
銀行の審査が通りやすいのも事実です。
また、住宅ローンを利用する際に保証料という経費が
かかるのですが、この保証料の料率は自己資金の額に
よっても変わるようです。自己資金が少ない人の方が
保証料が高くなる傾向にあります。
自己資金が無くても住宅ローンを利用することは
できますが、自己資金がある方が銀行から提示
される条件はよくなるということです。
仮審査期間から本審査までの間に自己資金を貯めることは可能か?
仮審査の期間中から本審査までの
間に自己資金を貯めることは可能でしょうか?
という質問をもらったことがあります。
仮審査から本審査までどのくらいの期間になるかによりますが
可能だと思います。本審査までの期間に貯蓄する額を
見越して仮審査の時点で申告することも可能かと思います。
また単に貯蓄をするだけでなく、本審査までの間に
親から援助金を贈与してもらうといった場合は
仮審査の時点でその内容を申告しても大丈夫です。
もちろん贈与のお金であっても確認資料(通帳コピー)を
提出する必要はありますので注意してください。
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