住宅ローン仮審査手続きは
認め印で手続き可能です。
しかし、その時点で実印をもっていない
方は、仮審査の審査期間中に実印の作成を
することをおすすめします。
理由は、今後の住宅ローンの手続きである
本申し込み・本審査手続きでは実印が必須だからです。
実印とは印鑑登録してある印鑑です。
実印とは、住民票のある自治体の役所に
印鑑登録してある印鑑のことを指します。
その登録してある自治体から発行される
印鑑証明書と共に押印することで
実印として認めらるのです。
印鑑登録してある印鑑だけ押印しても
印鑑証明書が無いとただの印鑑です。
ちなみに、登録してある印鑑であれば
どんな印鑑でも大丈夫です。
極論、100均で購入した印鑑でも
実印と認められます。(登録すれば)
印鑑屋さんで、複雑な字体の印鑑を
購入しなくても問題はありません。
最近はインターネットでも
即日に作成、送付さてくれる印鑑ショップも
多いようです。
時間に余裕がないと、急いで適当な印鑑を
購入してしまう可能性もありますので
ぜひ仮審査をしている時点で
準備されることをおすすめします。
夫婦で住宅ローンを借りる場合は、双方の実印が必要です。
実印に関するエピソードで
結構多いのが、旦那さんの実印は
あるが奥さんの実印が無いという話です。
住宅ローンを夫婦連名で申し込む場合は
双方の実印が必要になります。
通常の生活では奥さんの実印は
使う場面が少ないので、
準備されていない方が多いようです。
確かに、生活の中で実印を使う場面は
地方都市であれば自動車の車庫証明を
取得する際くらいかもしれません・・・。
担保提供者も実印が必要です。(土地所有者:親の場合)
また、夫婦だけでなく、
住宅の建築地が親の名義の土地の場合、
親が担保提供者になりますので
実印が必要になります。
建替えをして二世帯住宅を建てる場合などは、
建物は若夫婦名義で土地は父親という
ケースが多いので、事前に親の実印も
あるかどうか確認をしておく必要があります。
年配の人ほど、実印をしっかり準備されていますが、
よく聞く話では、しばらく使うことが無く
どの印鑑が実印かわからなくなってしまうことが
あるようです。
笑い話に聞こえますが、手続き直前に判明すると
慌ててしまうので、やはり仮審査の審査期間中の
タイミングに一度親にも確認されることを
おすすめします。
新規に印鑑登録をして印鑑証明を取得する場合、即日交付できません。
最後に、新規に印鑑登録する場合の
注意点として、印鑑証明書が即日交付されません。
登録から2~3日間後くらいに交付されるケースが
ほとんどです。急ぎで証明書が必要な場合は
十分ご注意して、機関に余裕をもって手続きください。
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